AI×提案書・企画書作成代行で稼ぐ副業

案件獲得

「今度の商談、提案書作れる人いないかな」

会社でそんな会話を耳にしたことはありませんか。中小企業やスタートアップの現場では、営業提案書や社内企画書を作れる人材が慢性的に不足しています。デザインセンスと文章力、そして相手に響く構成力が必要なため、誰でもすぐにできる仕事ではないからです。

ここにAIを組み合わせると、これまで半日〜1日かかっていた提案書作成が、1〜2時間で仕上げられるようになります。今回は「AI×提案書・企画書作成代行」という副業について、始め方から単価、案件の見つけ方まで具体的に解説します。

なぜ今、提案書作成代行が狙い目なのか

中小企業には「提案書専任者」がいない

大企業なら営業企画部やマーケティング部が提案資料を整えてくれます。しかし中小企業やひとり社長の会社では、社長自身や営業担当が本業の合間に手作りしている状態がほとんどです。結果として、内容は良くても見た目が古い、構成がバラバラといった提案書が量産されています。

「言葉にできない強み」を形にする需要

多くの経営者は自社の強みを頭では分かっていても、それを他人に伝わる言葉や構成に変換するのが苦手です。ヒアリングをしてAIで整理し、説得力のある提案書に仕上げるスキルは、まさに「言語化の代行業」として重宝されます。

AIで参入障壁が大きく下がった

以前はプレゼン資料作成といえばパワーポイントの操作スキルやデザインセンスが必須でした。今はChatGPTやCanvaのAI機能を使えば、構成案からデザインまで土台をAIが作ってくれます。人間がやるべきは「ヒアリング」「情報の取捨選択」「相手に合わせた微調整」に絞られ、未経験でも十分に戦える領域になりました。

提案書作成代行の作業フロー

ステップ1 依頼者へのヒアリング

まず依頼者に以下を聞き取ります。

  • 提案書の目的(新規開拓、既存客への追加提案、社内稟議など)
  • 提案先の業種・規模・決裁者の立場
  • 自社サービスの強み、価格帯、導入実績
  • 希望のページ数、提出期限

ヒアリングはチャットやフォームで完結させると効率的です。GoogleフォームやNotionのテンプレートで質問項目をあらかじめ用意しておくと、依頼者側の負担も減ります。

ステップ2 AIで構成案を作る

ヒアリング内容をChatGPTやClaudeに読み込ませ、提案書の構成案を作成させます。

「以下の情報をもとに、法人向け提案書の構成案を8ページ分、見出しと各ページの要点でまとめてください」という形で指示すると、課題提起→解決策→導入実績→価格→導入の流れ、といった基本骨格をすぐに出してくれます。

ここで重要なのは、AIの出力をそのまま使わないことです。業種特有の言い回しや、依頼者の会社らしい表現に必ず手直しを入れましょう。この一手間が代行業者としての価値になります。

ステップ3 デザインに落とし込む

構成案が固まったら、Canvaのプレゼンテーション機能やGoogleスライドのAIアドオンを使ってスライド化します。Canvaには「Magic Design」というAI機能があり、テキストを入力するだけで複数のデザイン案を自動生成してくれます。

配色やフォントは依頼者の企業ロゴに合わせて統一すると、プロっぽい仕上がりになります。

ステップ4 レビューと修正

一次案を依頼者に見せ、フィードバックをもらって修正します。この往復は1〜2回を目安にし、契約時に「修正は2回まで無料、それ以降は追加料金」と決めておくとトラブルを防げます。

実際の作業イメージ ケーススタディ

たとえば「オフィス清掃業を営む中小企業が、新規のビル管理会社に自社サービスを提案したい」という依頼が来たとします。

まずヒアリングで「対象ビルの規模」「競合他社との違い」「これまでの導入実績」「希望する契約形態」を聞き取ります。次にAIへ「オフィスビル管理会社向けの清掃サービス提案書を8ページ構成で。課題提起→自社の強み→導入実績→料金プラン→導入フローの順で見出し案を出して」と指示すると、骨格が数分で出てきます。

そこに依頼者から聞き取った「深夜作業対応可能」「衛生管理の資格保有スタッフが多い」といった固有の強みを盛り込み、Canvaでビジュアル化すれば、初稿は着手から1時間半ほどで完成します。この「AIが作った一般的な骨格」に「その会社にしかない情報」を上書きしていく作業こそが、代行業者の腕の見せどころです。

提案書作成でよくある失敗と対策

AIの文章をそのまま納品してしまう

AIが生成した文章はどうしても一般論的な表現になりがちです。「業界トップクラスの品質」「豊富な実績」といった曖昧な言い回しは、具体的な数字やエピソードに置き換える必要があります。「導入実績50社」「作業時間を従来比30%短縮」のように、数値化できる情報はできる限り差し込みましょう。

ヒアリング不足で的外れな提案書になる

依頼者の業界や競合状況を把握せずに作り始めると、後から大幅な修正が発生します。初回ヒアリングの段階で「絶対に外せない訴求ポイント」を確認しておくと、手戻りを大幅に減らせます。

納品直前の確認漏れ

提案書は誤字脱字や数字のミスが命取りになります。納品前には必ず声に出して読み返す、または依頼者に一度目を通してもらう工程を挟みましょう。信頼を積み重ねるほど、次の依頼や紹介につながります。

単価とパターンの目安

  • スポット提案書作成(5〜10ページ): 1件15,000円〜40,000円
  • 企画書・稟議書作成: 1件10,000円〜25,000円
  • 提案書テンプレート化(複数パターン納品): 30,000円〜80,000円
  • 月額顧問契約(月2〜3件の提案書対応): 月額30,000円〜60,000円

初心者のうちはスポット案件で実績とレビューを積み、慣れてきたら月額契約に誘導すると収入が安定します。提案書作成は継続的に発生する業務なので、一度信頼を得ると長期契約に繋がりやすいのが特徴です。

案件の見つけ方

スキルマーケットに出品する

ココナラなどのスキルマーケットに「提案書・企画書代行」として出品するのが最も手軽な入口です。サンプル提案書を2〜3種類作ってポートフォリオとして掲載すると、依頼が入りやすくなります。

ココナラで「提案書作成」と検索し、既存の出品者の価格帯や実績の見せ方を研究してから出品文を作ると成約率が上がります。

中小企業の経営者コミュニティに顔を出す

商工会議所の交流会、地域のビジネス交流イベント、Facebookグループなど、経営者が集まる場に顔を出すと直接依頼につながりやすくなります。「提案書のプロ」という肩書きで名刺を配るだけでも認知が広がります。

SNSで制作事例を発信する

X(旧Twitter)やnoteで「AIを使った提案書の作り方」を発信すると、それ自体が営業ツールになります。before/afterの提案書サンプルを見せると説得力が増し、フォロワーからの依頼につながりやすくなります。

既存クライアントからの横展開を狙う

一度提案書を納品して信頼を得た顧客は、次回以降のリピーターになりやすい存在です。「営業提案書」だけでなく「社内向け企画書」「補助金申請用の事業計画書」など、隣接する資料作成にも対応できると伝えておくと、同じクライアントから継続的に仕事を回してもらえます。納品時に「他にもこんな資料作成に対応できます」と一言添えるだけで、次の依頼につながる確率が上がります。

スキルアップして単価を上げる

構成力や提案の型を体系的に学びたい場合は、オンラインスクールの活用も有効です。

デイトラではWebスキル全般を体系的に学べる講座があり、資料作成やマーケティングの基礎を固めたい人に向いています。

環境とコストの目安

必要なツールは以下の通りです。

  • ChatGPT PlusまたはClaude Pro(構成案・文章作成): 月額2,000〜3,000円程度
  • Canva Pro(デザイン制作): 月額1,180円程度
  • ヒアリング用フォーム: Googleフォーム(無料)

文章生成にはCatchyのような日本語特化のAIコピー生成サービスも便利です。

Catchyはキャッチコピーや紹介文を自動生成できるため、提案書の見出しやキャッチフレーズ作りの時短に役立ちます。

初期投資は月5,000円前後に収まるため、スポット案件を1〜2件受注すれば十分に回収できます。

自分のポートフォリオサイトを持つ

依頼を継続的に受けるなら、自分の制作実績を載せる専用サイトがあると信頼度が上がります。

XserverのようなレンタルサーバーでWordPressサイトを開設し、過去の提案書サンプル(許可を得たもの)や依頼の流れを掲載しておくと、問い合わせ時の説得材料になります。

気になるあれこれ Q&A

業界知識がないと難しいですか

依頼者へのヒアリングでほとんどの情報が得られるため、専門知識がなくても対応可能です。むしろ第三者視点で「分かりにくい部分」に気づけるのは強みになります。分からない専門用語はヒアリング時にそのまま質問すれば問題ありません。

デザインセンスに自信がありません

CanvaのAIデザイン機能を使えば、テンプレートベースで整った見た目に仕上がります。凝ったデザインより「読みやすく、情報が整理されている」ことの方が提案書では重要視されます。

守秘義務は大丈夫ですか

提案書には企業の内部情報が含まれることがあるため、契約前にNDA(秘密保持契約)のひな形を用意しておくと安心です。ココナラなどのプラットフォームでは簡易的な取り決めをメッセージ上で交わすケースも多いです。

1件あたりどのくらい時間がかかりますか

慣れないうちはヒアリングから納品まで3〜4時間かかることもありますが、AIでの構成案作成とテンプレート化が進めば1〜2時間程度に短縮できます。テンプレートの引き出しを増やすほど作業スピードは上がります。

まとめ

AI×提案書・企画書作成代行は、中小企業の「言語化できない強み」をAIの力で形にする副業です。ヒアリング力と構成力があれば専門知識がなくても始められ、単価も1件1万円台からと参入しやすい水準にあります。

まずはスキルマーケットにサンプル付きで出品し、実績を積みながら月額契約への誘導を狙っていきましょう。AIツールを味方につければ、提案書作成の負担は今までよりずっと軽くなります。

この記事が参考になったら、ぜひ他のAI副業テクニックもチェックしてみてください。

▶ 全体像を知りたい方へ

AI副業で月10万円を目指す全体像と、3つの収益導線については AI副業で月10万円を狙うロードマップ にまとめています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました